全日大阪 広報メディア

私の不動産独立ストーリー

豪快な父を見て憧れた不動産の仕事|佐野 雅成さん

2023年3月28日

全日本不動産協会 大阪府本部 大阪東支部
みらい・DESIGN
佐野 雅成さん

不動産の仕事をする父を見て

私の実家は祖父の代から名古屋で不動産業を営んでいました。私がまだ小さい頃、当時はバブルの時代でしたから、父はいつもアタッシュケースに5,000万円を入れて歩いていたような人で、それを子供ながら「カッコいいな」と思っていましたね。なので「自分もいつか不動産の仕事をしたい」と考えていました。

高校を卒業して関東の大学に進学しました。不動産学部ができたばかりで、私はその新設学部1期生として入学しました。ところが大学は1年で退学になりまして(笑)なぜかと言うと、当時ガソリンスタンドでアルバイトしていたのですが、そこで水抜き剤の販売で成績1位になるくらいに熱中しまして、アルバイトばかりして大学に行かない生活をしていたら、なんと大学側から退学させられました(笑)

結婚を機に大阪に移住

それで地元に戻りました。当然親には叱られましたが(笑)さすがに働くかということで運良く新聞社に入社できることができました。新聞社に勤務していた当時、よく飲んでいた人が大阪の人だったんです。それで大阪に遊びに行ったときに元妻に出会いました。元妻のご実家は大阪で不動産業を経営されており、結婚と同時に大阪に移住しました。

そのまま元妻のご実家の紹介で固定給ゼロ円の不動産会社に入社しました。結局そのまま16年勤務しまして。実は16年の勤務中に離婚したんですが、とても会社の居心地が良かったことも有りそのまま働き続けていましたね。業務としては不動産仲介をずっとしていて、だんだんと自分で売上を作れる自信がついたため、2014年に同じく仲介業をメインに独立しました。

不動産の仕事がしたくて歩んできた

私が30歳の頃、最初にお話した父が若くして亡くなりました。私の実家の不動産業は廃業したので継ぐことはなく、私は自分の会社を経営しています。こうして振り返ると、途中、寄り道や挫折も多々ありつつも、ずっと不動産の仕事がしたくてそれに向かって来たんだなと改めて思いますね。

あとは、独立っていいよとススメたいですね。私は今自宅で仕事をしていますが「時間が自由」なのはとても良いですよ。働く場所も自分で決められますしね。あとは頑張った分が全て自分の報酬として返ってくるのもやりがいの一つです。不動産の仕事、独立を目指している方には、ぜひ頑張って目指してもらいたいですね。

不動産業で独立する方を応援しています! 不動産業で独立する方を応援しています!