全日大阪 広報メディア

宅建試験

質問「宅建受験を考えています。皆さんはどれくらいで受かりましたか。」回答:大塚 敏

2026年3月28日

ご質問ありがとうございます。全日大阪 広報委員の大塚です。質問者さんは宅建受験を考えられているんですね。受験回数で言うと、私は一発合格でした。私が受験したのは20年以上前になるので、今は環境も少し変わってきていると思います。その辺りも踏まえてお答えしますね。

まず、今も昔も変わらないこととして、3回目までで合格できない人は長期化する傾向にあると感じています。私の周りにも、10回くらい受験している人がいます。実際、宅建の合格率って大体15〜18%くらいですよね。受験している人の8割くらいが3回以上なんじゃないかな・・・

でもね、質問者の方が本気で準備するなら、あまり怖がらなくてもいいです。なぜかと言うと、宅建合格のために本気で勉強して受験している人って、実は意外と少ないからなんです。

私が受験した時の話ですが、先輩から「当日、絶対カンニングするなよ。お前の周りに座ってるやつは全員受からんから」と言われました。もちろんカンニングはダメなんですけど(笑)それくらい合格率が低いということでもあるし、それくらい本気で臨んでいる人が少ないという意味でもありました。

例えば「会社から言われたから受けにきました」とか「YouTubeだけ見て対策してきました」みたいな人って意外と多いんですよね。あとは、シンプルに勉強してなかったり、それこそ、当日受験会場に来ない人もいます。

そういう人たちって、意外と不動産業界で既に働いている人が多かったりします。不動産業の日常業務はできるし、重説も読み込んでますから「まぁ大丈夫だろう」というテンションであることが多い。でもそれで受かるほど宅建受験は甘くないということだと思うんですよね。そして、そういう人たちが半分くらいを占めていると思います。

こういう人たちは不合格になる率が高いので、その時点で合格率が半分くらいになりますよね。よくある勘違いとして、全員がしっかり勉強して15〜18%の合格率だと思いがちですが、ちゃんと勉強した人って一握りしかいないんじゃないかなと思ってます。

ちゃんと勉強して準備した人の割合って・・・どうでしょう、大体20〜30%くらい?そう考えると、その中の半分以上が合格してる印象なんですよね。どうですか?そう考えると「本気で勉強している人だけの合格率」ってけっこう高いと思いませんか?だから、本気で取り組むならあまり怖がらなくて大丈夫です。本気で勉強すれば、3回以内には合格できると思いますよ。

じゃあどれくらい勉強すればいいのか。これは人によるとしか言えませんが、私の場合は3〜4ヶ月の勉強期間で合格しました。当時はインターネットもほとんどなかったので、本屋さんで宅建の参考書を買いました。参考書の1ページ目から、書いてある漢字が読めなくて・・・漢和辞典を買いに行ったのを覚えてます(笑)結局ふりがなを振るのに1週間くらいかかったと思います。よくこれで合格したなと思いますけど(笑)

勉強の仕方は、参考書を読んで問題を解くというスタンダードな方法と、参考書をひたすら読み込んでいました。今は、インターネットで調べれば答えがすぐ出てきますけど、当時は参考書を読み込んで「なぜこの答えになるのか」を探す必要が有りました。この過程が、内容の理解を深める助けになったと思います。

ネットで調べれば答えが分かる時代に合わせて、宅建の問題もひねった問題になって、難易度が上がっていってるかもしれませんね。そうじゃないとみんな受かっちゃいますからね。だからこそ「なぜこうなるのか」「なぜこうなっているのか」背景や理由をしっかり理解することが大事だと思います。

実際、何十年か前には、受験時に「参考書を持ち込んでいい」という時期があったらいしいんですよね。つまり宅建業に関する事項の理由や背景を理解しているかどうかが試される試験だという本質は、今も昔も変わっていないんでしょうね。

最後は自分との戦いです。私は独立してすぐに受験したんですが、業務に必要だったので、それはもう必死に勉強しました。ある程度、時間をかけて勉強していると「ここまでやって落ちたら立ち直られへん、そうなったらまた来年も受けなあかんのか・・・」みたいに感じる時が絶対きます(笑)こうなったら合格できるんだと思うんですよね。質問者の方は、合格率に惑わされず、ぜひ頑張ってくださいね。

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