全日本不動産協会 大阪府本部 大阪南支部
照福不動産株式会社 代表取締役
福澤 喜美彦さん
地元の滋賀県を離れ大阪で不動産の仕事に就く
私の地元は滋賀県で、地元では運送業・エクステリア施工会社・土木関係などに従事していました。将来は独立したい夢があったので、独立するなら都会の方が良いかなと思い、東京、大阪の会社の面接をいくつか受けました。
そこで内定をもらったのが、個人向けの投資用マンション販売会社。営業の仕事は初めてでしたが、それがキッカケで大阪に出てきました。今から18年前くらいのことです。入社させていただいたのですが、その会社はすごく人の入れ替わりが激しく、また結婚を考えていた時期でしたので、勤務時間を考慮し退職することにしました。
ベンチャーの空気が肌に合う
転職活動では戸建て住宅関連の会社を探しました。その結果、社名に「工務店」と付いている会社から内定を頂き、戸建て住宅用地を仕入れる仕事に従事しました。やってみると仕事内容も肌に合っていたし、上司や社内の雰囲気が良く、自分の頑張りは評価してもらえる様な環境でしたね。なにより会社が設立1年目で「これから大きくしていくぞ！」という雰囲気の会社でした。
実際どんどん会社が成長していく過程が見えたので面白かったですね。入社当時は名前も知られていない会社でしたが、毎日毎日、社員みんなで買える物件を探して沢山の方と交渉し、様々な問題を解決させて頂きました。みんなで頑張った結果、毎年売上の目標が上がり、会社の業績も上がる、社員数もどんどん増える、社員旅行や色々なイベントも増えていく。
まさに成長・好循環という感じでした。この会社には、12年間お世話になりました。業務で経験したことや、成長の過程を見られたのが良い経験になりました。
目標を叶えるために
いつかは独立するという目標を達成する為に、50歳を目前に思い切って独立しました。不安もありましたが、前職でご縁のあった方を含め様々な方に助けて頂き今日に至っています。
勤めている時には経験し得ない初めての事や、仕事量が増えたりと色々なことがありますが、全ての行動が自分に跳ね返ってくる事が自分には腑に落ちるので、独立して良かったと思っています。また独立している先輩方と話す機会も増えて新しい目標も生まれ、人間的にも成長できる環境に身をおけていると感じています。
