全日大阪 広報メディア

私の不動産独立ストーリー

時代とともに変化していく|坂口 征治さん

2023年7月11日

全日本不動産協会 大阪府本部 大阪南支部
有限会社Jホーム 代表取締役
坂口 征治さん

不動産のキッカケは父

若い時はしたいこともなく職も点々としていました。自分に何が合うのかな〜くらいの感じで職人さんやってみたり、工場勤めだったり、自分にあう仕事を探していた感じでしたね。私が幼少の頃、父が不動産業を開業していたので、仕事の内容は全くわかりませんでしたが比較的不動産業は身近にありました。

私が中学校くらいの時にバブルが到来し好景気と、バブル後の厳しさ・怖さを聞きました。そこから数年後、父からの勧めもあり売買仲介の会社に勤めたんですが、最初は不動産の営業は自分に合わなくて辞めようかなと思っていた時期もありましたね。

私は人見知りしたりと内向的な性格だったし、当時の不動産はまだ海千山千みたいな雰囲気もありましたから。不動産の営業マンって我が強い人も多いので、先輩を見ていて「自分にできるかなあ」「違う人種の人がいるなあ」みたいなことを思っていました。でも紹介された手前と「意地」が半分あったのと、やっているうちに仕事の面白さが少しずつ分かってきて、なんとか続きましたね。

雇われ社長からのスタート

サラリーマンとして2社で働いた後に、大型プロジェクトとして大型分譲地を販売することになりまして、専任の販売会社を設立するから雇われ社長としてやってみないか?と声がけ頂き、お世話になった前社を退職しました。

設立直後に90区画の分譲地販売スタートさせ、販売は好調で喜んでいたのもつかの間、契約後のお客様フォローに悪戦苦闘します。建築条件付き宅地販売のため、土地契約後に建物プランやコーディネートの打合せ、その他住宅ローンの取次業務など行うのですが、設立間もなく未熟であった為、お役様からのお叱りなど満足のいくお客様対応できず悔しい思いをしました。

小規模の買取業務にてリスタート

その後は同様に分譲地販売をメインに10年ほど続けてスキルアップし、お客様よりお叱りではなく喜びのお言葉を頂く機会も増えていくのですが、次第に時代の移り変わりもあり、継続的に販売する分譲地確保が徐々に難しくなっていき、販売会社としての体制も継続していく難しさを痛感しました。

そんな中、自社商品として数年前から戸建住宅や区分マンション、また小規模の宅地分譲を少しずつ取り組んでいくようになりました。

現在は当初の売買仲介や設立直後の分譲地販売から、業務内容や規模は変わりましたが、長年のお客様との打合せの経験をいかし、ご要望の多かったものや、ご提案し喜んでいただいたものを商品に取り組み、お家づくりをしています。

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